2026年7月18日(土)、今年も一般社団法人かみごおり観光協会様主催「やさしい日本語講座」の講師を担当しました。
(講師:岸本・老邑)
今年の会場は「上郡ピュアランド山の里」(HP)という自然に囲まれた宿泊施設の会議室でした。(上記画像もHPより)
講座の前に、施設内のレストランで昼食を取りましたが、入口で出迎えてくれたのは流暢な日本語で挨拶をしてくれた、
スリランカ人の男性。景色のよい席で少し待つと、今度は、バングラデシュの男性がお食事を運んでくれました。
大阪の街中のレストランならいざ知らず、こんな静かな兵庫県の町で、外国人スタッフさんが活躍していることに驚きました。
このように、日本中のいたるところで外国人とコミュニケーションする場面が増えてきているのです。
2時間の講座とワークショップで、使える「やさしい日本語」を覚えていただこうと、あらためて気合を入れました。
参加者の皆さんは、日本人約20名(うち中学生1名)でした。そして、スリランカ女性1名、 バングラデシュ男性1名、
ミャンマー女性1名にお手伝いいただきました。
前半はいつものようにやさしい日本語の基礎知識についてお話しました。漢字、敬語はもちろんのこと、オノマトペや方言も
外国の方には難しいケースもあることを説明しました。そのあとで言い換え練習問題にも取り組みました。
その中の1問で「身分証明書のご提示をお願いします」を言い換える練習をしました。身分証明書ってどう説明したら
いいのでしょう。もちろんパスポートでもいいのですが、外国人の方が常に持っているものとして「在留カード」を紹介しました。
他にもマイナンバーカードも、ほとんどの方が持っていることを説明しました。日常的に身分証明書を見せてもらう場面は
まずないと思いますが、急病や緊急時などの知識として知っておくといいかもしれません。
後半のワーク。今回のお題は3つ。1つ目は、「モロヘイヤスープの作り方を説明する」、2つ目は「自転車の新しいルールを
説明する」、そして最後は「おみくじを説明する」。 外国人の方に各グループに入っていただき、目の前で説明していきます。
女子中学生は本当に一生懸命考えて、がんばって発表もしてくれました。
スリランカ人の女性は小さいお子さんがおられるママさん。(先述のレストランのスタッフさんの奥さん!)「日本語はとても
むずかしいです」とおっしゃってましたが、説明を聞いてモロヘイヤのスープは作れると思うと笑っておられました。
バングラデシュの男性も会話はとてもお上手。これからJLPT(日本語能力試験)もがんばりたいと笑顔でした。
そして、ミャンマー人の女性は実は私の教え子。就職して姫路で働いていて、日本語はもちろんぺらぺら。今日は、まだ日本語がわからなかった時を思い出して(日本語がわからないふりで)、ワークを手伝ってもらうよう、頼んでおきました。
上郡は姫路からも近く、美しい自然と歴史のある町で、これからも外国人観光客は増えると思います。そしてそれ以上に、
隣人としての外国人もますます増えていくことが予想されます。
今回の参加者の皆さんは、目の前の外国人にも積極的に話しかけておられました。これからもやさしい日本語をどんどん使って
コミュニケーションしていただきたいと思いました。
(記:岸本・老邑)











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