2025年8月2日(土)、学校法人エール学園にて、やさしい日本語の講座&交流会を行いました。(講師:老邑・岸本)


猛暑の今年もエール学園でやさしい日本語講座と交流会を行いました。
エール学園のみなさん、ご協力ありがとうございました。
日本人23名、留学生26名の参加で10時から始まりました。
参加した留学生の国・地域は中国、ミャンマー、バングラデシュ、ベトナム、ネパール、インドネシア、台湾、そして韓国。
最初はアイスブレイクもかねて国旗クイズです。参加者全員から国の名前がどんどん出てきます。
そのあとは日本人が やさしい日本語 を勉強する時間です。
外国人の人に伝わりやすい話し方を学びます。驚いたのは留学生もしっかりメモを取っていたことでした。
日本語を少しでも上手になりたいという気持ちが伝わってきます。
後半の1つ目のワークは やさしい日本語で説明をする練習です。
今回のお題は「おみくじ」。まるで本物のように見えるおみくじの模型を使いながら、日本人が留学生に説明します。
(この模型は老邑の力作です。みなさん、この形、何のチョコレートかお分かりですね?)

日本人の説明が終わったら、留学生に「おみくじ」について
わかったことを発表してもらいました。
大吉から大凶までちゃんと伝わっていました。
「よくないのが 出たら 木に 結びます」と詳しく
説明できました。
後半の2つ目のワークは 各テーブルのメンバーの共通点を探すゲームです。
日本人と留学生が協力して、いくつ共通点を見つけられるか。これも、発表は留学生です。
30個以上の共通点を見つけたチームもあれば、3つの共通点をじっくり話し合ったチームもありました。
「全員 猫派(ねこ好き)です」「全員 EXPOに行ったことがないです」というチームもあれば、
「全員 EXPOに行きました!」「全員 お金が好きです!」というチームも。
約2時間の講座&交流会でしたが最後までどのテーブルでもやさしい日本語を使って、会話がはずんでいました。
終了後のアンケートではほとんどの日本人、留学生から「たのしかった!」というお声をいただきました。
留学生も全員が「次も参加したい!」と答えてくれました。
そして毎回参加してくださっている日本人の方から、こんなご意見をいただきました。
「年毎に熱を帯びてきているように感じました。多様性を排除するような風潮も見られる中、
こうした取り組みの機会を増やすことはとても大事だと感じました。」
心に染み入ります…
EXPO2025は今年10月までですが、チームやさしい日本語はこれからもがんばります!(記:岸本)
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