UAゼンセン本部で「やさしい日本語研修会」


2024112日(金)UAゼンセン本部(東京都千代田区)にて「やさしい日本語研修会」を開催しました。

 (講師:福田)


今回は、会場+ライブ配信(視聴のみ)のハイブリッド形式。

やさしい日本語のコツを知り、やさしい言葉の引き出しを開ける」を目標に、

 やさしい日本語の初歩からお話しました。

  

 

練習問題も多く取り入れましたが、会場のみなさん、初めてとは思えないほどスラスラと変換していきます。

やさしい日本語では、まず「やさしくない日本語」を発見することが重要ですが、

前半の簡単な講義を聞いただけで、それを的確に行っていました。

  

 

今回の「ご注文をお伺いします?」という問題一つにも、「食べるものは決まりましたか?」・

「何を食べますか?」・「何にしますか?」など、複数の解答が出てきます。どれも正解です。

私の解答例以外にも、いくつものやさしい日本語が誕生しました。やさしい言葉の引き出しを開けるという当初の目標は、

大いに達成されたと思います。

 

 研修終了後、外国人の労働組合員の増加や外国人従業員とのコミュニケーション問題など、参加者の方々が

個々に切実な問題を抱えていることを伺いました。

 やさしい日本語は決して万能なツールではありませんが、そうした問題の一助となることを願っています。

 

 (記:福田)