東近江市でやさしい日本語


11月11日、爽やかな秋の日です。
滋賀県東近江市へ行ってきました。
滋賀県では、2番目に多くの外国人が暮らしているところ。

この土地で活動をされている
認定特定非営利活動法人 まちづくりネット東近江さんが
【講座:やさしい日本語を学ぼう】 を企画され、畑中が講師、
老邑がアシスタントを担当しました。 

現在、東近江市には4000人ほどの外国人が生活をしているそうです。
困っている人もいるとのことで、外国籍の子ども達の学習支援をしたり
大人の方に日本語を教えたりする「日本語ボランティア」を養成する
講座を開催することになったそう。

やさしい日本語以外にも、日本語の教え方の見学や実践プログラムが
ある様子です。熱心に取り組まれていることがうかがえます。

本日の参加は22名。
それぞれテーブルに分かれて、まずはやさしい日本語のコツなどを
聞いてもらい、その後ワークに取り組んでいただきました。

 

各テーブルで行き交う言葉は、皆さんの思いやりに溢れていました。

「こんな言い方だと、きつく聞こえないですか。」
「難しいかな?」「こんな表現はどう?」など
活発に意見交換をされていました。

質問も具体的です。
サポート・アドバイスにも熱がはいりました。

 

最後に行った言い換えの発表は、経験や見識が見事に活かされていて
頼もしい限りでした。


熱心に取り組んでくださった皆さん。
皆さんのやさしい日本語コミュニケーションで
お互いが笑顔になれたら、こんな嬉しいことはありません!

 

(記:畑中)