やさしい嵐を呼ぶ


超大型台風が列島に来襲した919日、東京の御茶ノ水にて
ニチイグループ労働組合様ご依頼のやさしい日本語の講座を開催いたしました。

 

ニチイグループは、フィリピン人のメイドさんによる家事代行サービス事業も
されており、今年3月にも、同労働組合役員の方々に向けての講座依頼をいただきました。


今回の受講者は、日々、実務でメイドさんと向き合うスタッフの皆さん。

「やさしい日本語の、知識とスキルの習得」という明確な目標をお持ちで
組合員長が「精鋭」とおっしゃる3名が参加されました。


講師の岸本、老邑両名、身が引き締まる思いでスタートしました。
とは言え、普段から朗らかなメイドさんたちの相談役をされている皆さん
やさしい日本語の基礎の説明の間も、笑みが絶えません。

 

講師もそれにつられるように、グルーヴが上がっていきました。


後半は、言い換え練習とグループワーク。
「社内運動会についてメイドさんに伝える」というミッションでは
ホワイトボードの前で「運動場ってわかるのかなぁ」
「雨の時は、屋内… って、屋内は難しいよな」
などと、自らツッコミを入れながら取り組んでくださいました。

 
普段、外国人とコミュニケーションをされている受講者のみなさんから
私たちが教えていただくことも多く
開場には
気づきの「やさしい嵐」が吹き荒れました。

 

(記 老邑)