昨年に続いての静岡県オンライン講座


静岡県くらし・環境部県民生活局多文化共生課

 企業向け「やさしい日本語研修」2022年度1回目


昨年に引き続き静岡県主催のオンライン講座を担当しました。

講師は岸本、アシスタントは老邑でした。

823日 第一回目は12名が参加されました。

技能実習生や外国人社員を雇用されている企業の方、

留学生がたくさん在籍されている大学で実際に学生に対応されている方、

 介護関係の方などさまざまな職種の方にご参加いただきました。


静岡県は日本で8番目に外国人住民が多い県です。

県の人口は約360万人、そのうちおよそ10万人が外国人住民ですので
36人に一人が外国人ということになります。
そのため、早くから多文化共生、とくにやさしい日本語の取り組みを
進めて来られた静岡県では、企業の皆さんのやさしい日本語
対する関心度も高く感じられます。


今回は実際に職場で使えるやさしい日本語にテーマを絞りました。

10年以上前に静岡県で技能実習生として働いたインドネシア人男性が
今度は自分の夢をかなえるために、再度日本に留学生として来日している
お話もさせていただきました。

 

技能実習生時代の彼の体験談が少しでもお役にたてたならよかったと思います。

 

後半は皆さん練習問題にも一生懸命取り組まれ、ここをどう言ったらいいか
難しいですね、など積極的に取り組まれていました。

第二回は9月7日に開催されます。今度は大学生も参加予定と伺っています。

楽しみながらやさしい日本語を理解していただけるようがんばります。

(記:岸本)