大東市でも「やさしい日本語」


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6日 日曜日 「大東市立生涯学習センターアクロス」にて

「学習支援者のための『やさしい日本語』指導者養成講座」を担当しました。
講師は代表の船見、後半の言い換え練習は福田、松原、岸本の3名が
担当しました。

 

当日は、大東市、四条畷市など北河内の各市町で、ボランティアで日本語

学習を支援されておられる方々が約30名参加されました。

大阪は残念ながらコロナ非常事態宣言の真っ只中でしたが、ほとんどの
参加予定者が来場されました。

 


前半の
1時間は船見講師がやさしい日本語の基本をお話しました。

冒頭で「やさしい日本語に言い換えるには技術よりも何とか伝えたいという
気持ちが大切。
そして日本語が母語でない人に寛容なこころで接することが
大切」とお伝えして講座をスタートしました.

 


途中、普段から日本語を教えておられる参加者の方々のために

「試験を開始します。」「試験をはじめます。」と同じ意味だけど漢字のことばと
その次に簡単なことばで
2回続けて言うことで、学習者も少しずつ理解して
いくと
アドバイス。みなさん大きくうなずいておられました。


後半は言い換え練習。いつも日本語指導をされておられる皆さんなので

さまざまなご質問や意見も飛び交い、活気あるワークショップになりました。


単語、短文の言い換えに続いてご当地問題にも挑戦。

大東市のお買い物スポット、観光スポット、グルメスポットをやさしい日本語で紹介
しようと同じグループのメンバーで
話し合いました。

最後の発表は、ポイントを押さえたやさしい日本語に言い換えて、とてもわかりやすく
説明されていました。


短い時間でしたが、やさしい日本語のチカラを少しでも
感じていただいて
今後のボランティア活動に活かしていただけるよう
こころから願っております。

(記 岸本)