Zoomでワークショップ開催!

 

10/14(水)札幌市民向けの講座「やさしい日本語を学ぼう〜災害時」
(にほんごさぽーと北海道主催)でワークショップの講師を
務めさせていただきました。

 

 

今回は、オンライン会議システムZOOMを使って行われました。

 

オンラインなので、札幌市民の方だけでなく、東京から参加された方も
いらっしゃいました。私も大阪にいながら、札幌の方向けに講師が
できるのですから、便利な時代になりました。
コロナウイルス感染の心配をすることなく学べるオンライン講座は
今後も需要が高まりそうです。

 

参加者は、自治体の担当者、技能実習生を受け入れている企業の方
日本語ボランティア、主婦や、日本語教師など、バラエティに
とんでいました。
 

 

皆様、日頃からなんらかの形で外国人と関わりを持っておられることも
あり、やさしい日本語への関心の高さを感じました。

 

 

今回は特に一文を短く、シンプルに言い変える練習を中心に行いました。

文を、「意味のまとまりで短く切る」と言っても、細かく切りすぎると
かえってわかりにくくなってしまうなど、実際にやってみて気づくことも
多かったようです。

  

 「災害時のやさしい日本語」では、災害が起こった直後の初期対応が
大切になってきます。

特に避難所などでは、WiFiが使えないなど、想定外のことが起こります。
スマホなどのAI翻訳に頼れないときに、アナログでどこまでできるか。

皆さんで想像力を働かせながら、いろいろな場面を想定して言い換え例を
考えました。

 

いざと言うとき慌てないために、日頃から、災害が起こったときに
どうするかを考えておくことは、とても大切です。

 

今後も、各自治体でこのような研修会が増えて欲しいと思います。

 

(記 髙橋)